ツール

カントリーロード。真空的なことが出来るようになった現代なので、空調を求めに羽を伸ばしたいが、気が付けば寒くなってきてしまった。風邪を軽く引いてしまい、ストーブも焚いてしまった。もうこんな季節か。

一人で珈琲を良く飲みに行く。最近は本当に地元のベルンという店がお気に入りで、行けば文庫を一冊読破する勢いで居座る。こんな事ばかりしてると、友達居ないんで無いかと疑われるような、それを承知しているような物言いだが、居ない。友達以下なら、えらいたくさん居るけど。親友とかなんて小五くらいで失った。あんまり長年寄り添って生きる友達とか作れない環境だし、人間なんだろう。どんどん成長とか、変化していないと覚束ない。そうやって忘れられていくのも良いが、覚えられているっていうのは普通に嬉しいのかもしれない。この前バンド練習の帰り、中学来の友達に会った。落ち込むという事を知らないのか、相変わらず意気揚揚としていた。すげぇなお前。

本を読めば読むだけ、脱力するんだ。
読んだ、というだけで優越感を感じてるような輩が、周りに多すぎるので困る。
文庫は、脳に備蓄出来るし、保存して、膨張するし、消失だって出来るぞ。
扱い方によっては自分より頭が良い。

楽しいっていうのは、枠内での行為でしかないと、想うのだ。
何処まで逸脱出来るかな。